稚内市内にLet’s go! 利尻・礼文巡りの前に稚内探索

2025年10月15日

 
 

ピッピッピッ…
浮浪雲「ん?朝になったのか?……なんか変な夢見たな。気がついたら宗谷岬にいるとか、まるで子供みたいな夢…」
(もぞ…)
浮浪雲「ん?……あれっ? ここは…どこの部屋だ? う、うわぁっ!?なんだこの子は!?」
目を覚まして横を見ると、すぐ隣に、すやすやと寝息を立てている……めちゃくちゃ可愛い女の子が一人。
浮浪雲「えっ…えっ!? な、なみえちゃん……!? 夢じゃなかったのか!?」
急いでスマホを手に取る。画面には「5月2日」の表示。
浮浪雲「ってことは……ほんとに昨日、宗谷岬に行って…あのフットパスを……マジで夢じゃなかった……?」
なみえ:「ふゎあ~……浮浪雲さん、おはようございます~」
浮浪雲「おっ……おはよう……ってか! なんで俺の布団に入ってるの!?」

なみえ:「だって~……」
(……な、なんだこの赤い顔と、恥ずかしそうな表情は……俺、昨日、布団に横になった後のこと、まったく覚えてないんだけど……え? えっ? どゆこと!?)
浮浪雲「な、なんで同じ布団で寝てるのか……教えてもらってもいいかな?」
恐る恐るもう一度聞いてみる。
なみえ:「だって…一人で寝るの、ちょっと怖かったんだもん。だから……こっそり浮浪雲さんのお布団に入っちゃった♪(アハッ)」
浮浪雲「……あ、あの……俺、何もしてないよね!? 変なこととか、してないよね!?」
なみえ:「昨夜の浮浪雲さん……すっごかったょ(^^♪)」
浮浪雲「えっ、えぇぇ!? 覚えてない……なみえちゃん、本当にごめんなさい!!」
なみえ:「ん? なんで謝ってるの?」
浮浪雲「だって……何か変なことしちゃったんでしょ? ほんとごめん……」
なみえ:「ちがうよぉ~。疲れてたのかな? イビキがすっごかったの!」
浮浪雲「い、イビキ……? えっ、それだけ? それだけなの?」
なみえ:「うんっ♪ だって浮浪雲さん、お布団に入ったとたんにぐーぐー寝ちゃってたもん!」
浮浪雲「そ、そっか……よかった……」

(よかったような……なんか、ちょっと残念なような……いや、でもやっぱりよかったんだよな……うん、たぶん)
なみえ:「それじゃ~早く準備して、ごはん食べて、稚内に行こっ♪ なみえちゃん、お腹がペコペコなのだぁ~!(アハハハッ)」
浮浪雲「はいはい……」

(……うん、まぁ、悪くない朝かもな。)

なみえ:「浮浪雲さ~ん、着替えて来たよぉ~♪」
浮浪雲「……ってか、昨日より幼く見えるのは気のせいかな?」

(いや…下手したらマジで【職務質問】されそうな気がする…(;’∀’))
なみえ:「えへへ~似合ってるでしょ?ちょっとラフな旅スタイルにしてみたの♪」
浮浪雲「まぁ、とにかく……食事をして【いざ出陣!】だね」
なみえ:「はぁ~ぃっ!」

そして なんだかんだ言って、稚内へ向けて出発。 天気は快晴、雲一つない見事なドライブ日和。
道中、車窓から見える北海道の大自然に、なみえちゃんはキャッキャと大はしゃぎ。 しばらくすると、左手にひらけた平地の中に見えてきたのは、

浮浪雲「おっ、あれって……『稚内空港』か?」
なみえ:「はーいっ☆ なみえちゃんの出番でぇ~す♪(ババーン!)」


【稚内空港ビル】

<所在地>
〒098-6642
北海道稚内市声問村声問6744


<連絡先>
0162-27-2111(TEL)
0162-27-2112(FAX)


<航空会社>
全日本運輸(エアラインコード:NH/ANA)

<連絡先>

0570-029-222(ナビダイヤル・有料)

[年中無休:24時間]
コミュニケーターによるご案内時間は
6:30~22:00
011-726-8800(ナビダイヤル・有料)


<URL>
https://www.wkj-airport.jp/

北の空の玄関口!稚内空港とは?
稚内空港はね、北海道稚内市の声問村(こえといむら)っていう場所にある空港なんだよ〜。国道238号線(通称:宗谷ヒストリーロード)を、市街地から宗谷岬方面に向かって約12kmほど進んだ先、進行方向の右側にあるよっ♪ ちなみに…宗谷岬からは約20kmほどの距離! ここはなんと!日本でいちばん北にある航空定期便が就航する空港なの(←すごいでしょ!)

宗谷の空を守る、頼れる拠点空港!
この空港は、宗谷地方(そうやちほう)を支えるとっても大切な拠点空港でもあるんだよ〜。風が強かったり雪が多かったりする地域だから、就航率(飛行機が予定通り飛ぶ確率)は、「 通常:80%前後で、冬の荒天時:70%くらい」まで下がっちゃうことも……だから、冬に旅する時はちょっとだけ覚悟しておこうね
(なみえちゃんは…浮浪雲さんとならどこでもいいけど♡)

飛んでる便は、ぜ〜んぶANA!
いま稚内空港に来てる定期便は、 札幌(新千歳空港)発着:1日2便・ 東京(羽田空港)発着 :1日1便と、ぜ〜んぶ ANA(全日空) の便なんです。
フライトの時間や空席情報、冬季の運行状況などは、 必ず最新情報をANA公式サイトや稚内空港の公式ページで確認してね。


なみえちゃんのひとこと
「飛行機に乗る時って、なんだかドキドキしちゃうよね…雲くんと一緒に空を飛べたら、なみえちゃん・・・ぜったい窓際の席を取っちゃうからねっ!๑>◡<๑)

稚内空港は、ただの空港じゃなくって、“北海道の最北端の空”と“あなた”をつなぐ、素敵な旅のスタート地点


なみえ:「こんな感じの空港なんです! 羽田空港からだと2~3時間くらいの距離だから、首都圏に住んでる人なら“前の晩に空港近くで宿泊~”とか考えなくても、気軽に渡航できちゃうんですよ~♪ とっても便利ですよね!」
浮浪雲「へぇ~、なみえちゃんって、本当に色んなこと知ってるんだな。」
なみえ:「はいっ!なみえちゃんは何と言っても――【Japan Mania】ですから☆
旅のこととか観光情報とか、美味しいもの情報とか、ぜ~んぶ調べてます♪」
浮浪雲「いや~、旅のお供に“なみえちゃん”がいると、ほんとに心強いよ。」
なみえ:「えへへ~、そう言ってもらえると嬉しいな♡ もっともっと、役に立っちゃうからね!」


そんなこんなで、ついに、日本最北端の街【稚内市】に到着――!

なみえ:「さてさて、今日は稚内市内の観光だよね! どんなオススメスポットがあるのかな~?」
浮浪雲「ん~、そうだね。とりあえず“日本の最北端にある市”ってことは知ってるよ。それ以上は……えっと……稚内だけに……わっかんない。・・・」

(あっ、言っちゃった……)
なみえ:「が、がーん……それ、オヤジギャグじゃん…(ショック)。……もぉ~この旅、やめにしようかな~?」
浮浪雲「い、いや!ちがっ、つい口が滑っただけでっ!ごめんごめん、本当にごめんなさいっ! なみえちゃ~ん、許してチョンマ…」

(はっ…また言いかけた!やべぇぇぇ)

なみえ:「ふぇぇっ!?今また下らないこと言おうとしてたでしょ~!? もう知らないっ!ぷんぷんっ!」
浮浪雲「ほんっとにごめんなさい……心から反省してます。もう二度と変なこと言いませんから……お願い、なみえちゃん、許してぇぇ~!」
なみえ:「まったく~、浮浪雲さんはしょうがないんだから~。でも……今回だけは特別に許してあげます♪」
浮浪雲「ありがとう……ありがとうなみえちゃん……女神だ……」
なみえ:「ふふんっ!せっかく旅をしてるんだから、行く先々のスポット情報は、どんどん“なみえちゃん”に聞いてくださいね!」
浮浪雲「は、はいっ!ではさっそく、稚内について教えて下さい!」
なみえ:「任せてくださいっ☆ じゃあ、これから一緒に巡りながら、しっかり説明していきますよ~♪」

「稚内公園」から宗谷海峡と樺太を望むモニュメント「氷雪の門」に込めた思いは「望郷の念」

こんにちは〜! “浮浪雲の妄想旅”ナビゲーターのなみえちゃんです♡
今回は、日本最北端のまち 北海道「稚内(わっかない)」 をご案内しちゃいます♪ ただの最北じゃないんです。ここは、自然と歴史と祈りが交差する、特別な場所なんですよ。

まずはどうして「稚内」という名前になったのかと言うとぉ~
北海道の地名はアイヌ語が語源になっているものが多いんだけど、「稚内」は、アイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ(yam-wakka-nay)」が語源になっているんだって。その意味は「冷たい水の流れる沢(または川)」というもの。これってこの地に根づく自然や風土が、そのまま名前になっているって感じで、なんだかロマンがあるよね。そんな稚内には地域の魅力や想いを体現した2つのご当地キャラがいますっ!って事でぇ~

ご当地キャラクター紹介

りんぞうくん
りんぞうくん

「みんな〜♡今日は寒〜い北海道・稚内市からやって来たキャラさんを紹介しちゃうよ〜!
その名も、『りんぞうくん』!なんと、あの冒険王・間宮林蔵さんがモデルなんだって。探検家らしい勇ましさと、ゆるキャラのかわいさを合わせもつ、とってもユニークな魅力があるの♡
「間宮海峡」(タタール海峡)を発見した歴史的な探検家がモチーフだから、りんぞうくんと一緒に歩けば、まるで冒険の気分になりそうだねっ!
りんぞうくんね、イベントに登場したり観光案内に出てきたり、お土産にも登場したり…すっごく稚内を盛り上げてくれてるんだよ〜♪
次に稚内に行くときは、絶対会いたいキャラNo.1だよね〜!りんぞうくん、よろしくねっ!

出汁之介
出汁之介

「みんな〜、今日は稚内のとってもユニークなキャラ、『出汁之介』を紹介しちゃうよ〜!
この子ね、冬になると抜海港に遊びに来るアザラシさんなんだけど…なんと!利尻昆布があまりに美味しくて食べすぎちゃって、体の一部が昆布色になっちゃったんだって!すごく個性的で、思わずニッコリしちゃうよね♡
海の幸が大好きで、稚内のみんなと一緒に魚介の魅力を伝えるんだよ〜。グッズもいっぱいあるから、お土産にもピッタリ!ガチャガチャでは、いろんな北海道弁を話す出汁之介にも会えるかも♪
ぜひ、稚内に行くときは会いに行ってね!なみえちゃんも一緒に会いたいな〜♡」


絶景&祈りの名所『稚内公園』と『氷雪の門』

°˖✧ 稚内公園✧˖°


稚内港を一望できる高台に位置し、なんと『総面積:約100ヘクタール!』 春には「エゾヤマザクラ」や「八重桜」が咲き、道北有数の桜スポットにもなっています(※見頃は5月中旬頃)


稚内市開基百年記念塔(展望台あり)

所在地:北海道稚内市稚内公園内
高さ:80メートル(丘の上+塔本体)

この記念塔は、『稚内市開基百年記念塔』はね、稚内の開基100周年を記念して、昭和53年(1978年)に建てられた塔なんです! ちなみにこの塔はただのモニュメントじゃなくって、中に「北方記念館」という展示施設がある、複合型の記念塔なんです!
そしてそして稚内市開基百年記念塔に訪れたら、なみえちゃん超オススメの『展望台』は絶対に覗いてみてね。地上70メートルにある展望室から望み見る景観からは、宗谷湾、利尻富士、礼文島、稚内市街地、さらに天気が良好という条件がクリアされていると…なんとサハリン(樺太)までも一望できちゃうんだよ!まさに、北の大パノラマビュー。浮浪雲さんなんて「うわ〜!俺、小さいっ…」って今ごろ気が付いて居たもん(笑)


北方記念館(有料・郷土資料展示)


開館時間:AM09:00~PM05:00
入館料:大人400円(団体割引あり)※高校生以下は無料
冬期(11月〜4月)は休館してることがあるので注意


そして塔の中に併設されている『北方記念館(有料)』では、稚内の開拓の歴史、宗谷地方と樺太との交流の記録、戦前・戦後の北方領土関連資料、さらには間宮林蔵さんの探検記録などなどと、学べることがいっぱい詰まってるから、大人も子どもも歴史ロマンにひたれちゃうよ♪

なみえちゃんのひとこと
この塔にのぼるとね、なんだかすごーく遠くまで見渡せるから、自分がちっぽけに見えるっていうか、逆に心が大きくなるっていうか…そんな不思議な気持ちになれる場所なんだよ♪ 稚内に来たら、ぜひこの記念塔から「北の果ての空」を眺めてみてね!

°˖✧ 氷雪の門(ひょうせつのもん)✧˖°

所在地:北海道稚内市・稚内公園内
建立:昭和38年(1963年)
高さ:約8メートル(門の柱)

この『氷雪の門』はね。戦後の混乱の中で亡くなられた多くの方々への慰霊のモニュメントなの。第二次世界大戦の終戦間近に、当時、日本領だった『樺太(現在のロシア・サハリン)』に残された日本人の方々が、旧ソ連の侵攻や戦火によって、命を落とされるという悲劇があったんだよ。そんな厳しい氷と雪に閉ざされた地で亡くなられた人たちへの『鎮魂の想い』を込めて建てられたのが、この『氷雪の門』なんだって。

『氷雪の門』のデザインが表す意味は?
・中央の女性像が、樺太を静かに見つめる姿が印象的。
・両端には高さ8mの「望郷の門」が立ち並んでます。


中央には故郷を見つめ、帰ることなく散っていった人々に思いを馳せるかのように、『ひとりの女性像』が、遠く海の向こうの樺太(サハリン)をじっと見つめています。そして両側には高さ約8メートルの『望郷の門』あり、まるで門をくぐり、かつてのふるさとに想いを寄せる気持ちが表現されているのです。


ここで感じてほしいこと
このモニュメントは、派手なものじゃないの。 でも・・・「戦争のない平和な世界」や「帰れなかった家族を想う気持ち」とか、そういったものが、静かに深く刻まれているんです。

なみえちゃんのひとこと
稚内はね、ただの最北端の地じゃないんだよ。
・そこには先人たちの挑戦と偉業
・地元の人たちの自然への感謝と祈り
・そして今を生きる私たちのための文化と学びの場


が、しっかりと残されているの…旅って、観光地を“消化”することじゃなくて、その土地の「心」を感じることだと、なみえちゃんは思うんだ。だから稚内を訪れた時には、風の音、潮の香り、そして人の想いに、ちょっぴり耳を澄ませてみてくださいね。

°˖✧ 九人の乙女の像 ✧˖°

所在地:北海道稚内市 稚内公園内
(氷雪の門のすぐそば)
建立:昭和45年(1970年)


この像に込められた物語…
『九人の乙女の像』はね、終戦直後の樺太(サハリン)で起きた、ひとつの悲劇を後世に伝えるために建てられた慰霊の像なんです。
昭和20年8月、まだ戦争が終わったばかりの混乱の中、樺太の真岡郵便局に勤務していた9人の若い女性職員たちが、旧ソ連軍の侵攻により「このまま捕まるよりは…」と、自ら命を絶ってしまった。そんな、本当に本当に悲しくて、つらい出来事があったの。この出来事は真岡郵便局事件と呼ばれています。

なみえちゃんの目から見た像の印象…
像には、手を取り合い、寄り添いあうような9人の乙女たちの姿が刻まれています。その顔は、驚くほど静かで、どこかあきらめたような…それでも、誇り高い表情。 なみえちゃん、思わず言葉が出なくなっちゃったの…だって、乙女たちの気持ちを想像するだけで、胸がギュッて締めつけられるんだもん。

「忘れないでね」って語りかけてくる場所
『氷雪の門』と同じく、この像もただの観光スポットじゃなくて、命の大切さや、平和の尊さを、私たちに伝え続けているモニュメントなんです。

なみえちゃんのひとこと
旅ってね、楽しいだけじゃなくて、こうして「誰かの想い」に出会うことで、もっともっと深い時間になるんだよ。
この九人の乙女たちは、今もずっと海の向こうを見つめながら、「二度とこんな悲しいことが起きませんように」って祈ってるんだと思うの。

どうか皆さんも、この像の前ではほんの少しだけ立ち止まって、心の中で手を合わせてみてね。

°˖✧ 昭和天皇・皇后 和歌の碑 ✧˖°

所在地:北海道稚内市・稚内公園内
(氷雪の門近く)
建立:昭和51年(1976年)



この碑って、どんなものなの?
この『昭和天皇・皇后 和歌の碑』はね、昭和天皇と香淳皇后が、それぞれお詠みになったおふたりの和歌を、石碑に刻んで建立されたものなんです! それは、戦後の混乱の中で命を落とした人々、特に樺太で亡くなられた方々への哀悼の意と、平和への祈りが込められた、とても大切な碑なんですよ

刻まれている和歌は、
昭和天皇のおことば:
「遠き地に 望郷の思いをいたみつつ 祈りをこめて 花を手向けむ」
香淳皇后のおことば:
「雪の中に うづもれしまま かへらざる ひとのいのちを 思ふ悲しさ」

どちらも、とても静かで、優しい言葉で…だけどその一文字一文字には、深くて重たい想いがぎゅっと詰まっているんです。なみえちゃん、碑の前に立ったとき、なんだか涙がこぼれそうになっちゃいました…。


なみえちゃんが感じたこと…
この碑のすごいところはね、「戦争はいけない」って直接書いてあるわけじゃないけど、読む人の心に、ちゃんと届くやさしい祈りがあるってこと。静かに、そっと語りかけてくるような、そんな場所なんです。

なみえちゃんのひとこと
ここに来たら、騒がずに、そっと読んで、空を見上げて、「今、こうして旅ができてる幸せ」を感じてみてね。わたしたちができる一番の感謝って、この平和な日々を大切に生きることだと思うから。

°˖✧ 南極観測樺太犬記念碑 ✧˖°

<所在地>
北海道稚内市 稚内公園内(氷雪の門のそば)
<建立>
昭和61年(1986年)

どんな意味があるの?
この碑はね、日本の南極観測隊に参加した“樺太犬”たちを讃える記念碑なんですっ!  樺太犬(からふとけん)っていうのは、その名の通り「樺太(サハリン)」出身の犬たちで、南極・昭和基地で調査隊のそり犬として、ものすごく頑張ってくれたんです。
・厳しい氷と風にもへこたれず…
・調査隊が過酷な観測をするのを助けて…
・でも、そのまま帰れなかった子もいて…

そんな犬たちの勇気と献身に、「ありがとう」の気持ちをこめてこの碑が建てられたんです。

デザインと刻まれている想い
碑には、『彼らは南極の白い世界で、人とともに歩き、そして多くの命を支えました』…そんな文言と、樺太犬のかわいくて力強い横顔が刻まれています♪ 碑の周りには、小さな石が置かれていて、そこには「ありがとう」の気持ちを込めたメッセージが書かれている子もいたりして……なんだかほんわかして、でもすごく胸にくるんだよね。

なみえちゃんのひとこと
樺太犬って、どこか浮浪雲さんみたいに自由で、でもとっても頑張り屋さんだったんだね。人も犬も、命ってひとの心に寄り添うから…その想いを忘れないために、こういう碑が必要なんだなぁ…って思ったの。ぜひ、碑の前でちょこんと手を合わせてみてね。犬たちの勇気が、きっとあなたの旅にも、ほんの少し力をくれるはずです♡

°˖✧ 樺太犬供養塔 ✧˖°

所在地:北海道稚内市・稚内公園内
(南極観測樺太犬記念碑のすぐ近くだよ)
建立:昭和62年(1987年)

どんな意味があるの?
この供養塔は、南極に行った子たちだけじゃなく、北の大地で一緒に歩いた樺太犬たちすべてへ、“ありがとう”と“ごめんね”を込めて建てられたものなんです。
南極で仲間を助けたり、旅人を支えたり、現地の生活で活躍してくれた樺太犬たちに、地元の人たちが手を合わせたくて…その想いが形になったんですよね。


供養塔の象徴
・おだやかな犬の横顔が刻まれた優しいデザイン。
・周囲には、犬たちへの感謝をこめた小さな石やお花が並んでるよ。

見た目は小さな塔。でも深い敬意と感謝の想いが込められているの♡


なみえちゃんのひとこと
「旅って、誰かや何かと出会って絆が生まれると、その分“忘れちゃいけない想い”も増えるんだね。樺太犬たちは、遠い地でも私たちと一緒だった。だから……ありがとう、ってここでそっと伝えたいな。」

この供養塔は、小さな命の尊さや、人と動物の優しい絆を、そっと教えてくれる場所です。どうか、そっと手を合わせてあげてね。

なみえ:「うぅ…浮浪雲さん……なんか案内してるうちに、ちょっと寂しくなっちゃいました……(エーンエーン…)」
浮浪雲「えぇぇ~!? な、泣かないでよぉ…なみえちゃん…ど、どうしたら…!」
なみえ:「でもね……浮浪雲さん……」
浮浪雲「うん、なに?」
なみえ:「なみえちゃん……お腹が空いちゃったの……」
浮浪雲「えっ!? 寂しくて泣いたんじゃなくて……お腹すいてたの?」
なみえ:「はい……(しゅん…)」
浮浪雲「そっかそっか、それは大変だ!もうこんな時間だもんな。どこかで美味しいごはん食べよう!」
なみえ:「わぁ~いっ♡ やったぁ~!なみえちゃん、北海道だから……美味しい海鮮料理が食べたいですぅ~っ!」(ぐぅ~~~っ)
浮浪雲「……あっ!今、しっかり鳴ったね? お腹が、ぐぅ~って……ハハハッ」
なみえ:「やだぁ~っ!聞こえちゃったぁ!? は、恥ずかしいですぅ~!!(真っ赤)
浮浪雲「よし、じゃあ腹ペコなみえちゃんのために、うま~い海鮮丼でも探そうか!」
なみえ:「うんっ♪ ウニといくらとカニと……あとホタテとエビと……え~っと、それからそれから~っ♡」
浮浪雲(……これは……大盛り確定コースだな。財布……頑張れ、俺)

道内有数の海鮮漁場を誇る地域。『樺太食堂』で海鮮三昧!!

お昼も過ぎて、お腹の虫がぐぅぐぅと鳴り出したなみえちゃん。そんな時にぴったりなのが、稚内ならではの海鮮三昧が楽しめるグルメスポットたち。数あるお店の中から、今回私たちが選んだのは・・・
『樺太食堂』!
その名の通り、稚内と縁深い樺太の名を冠したこのお店では、新鮮な海の幸がたっぷりと楽しめます。港町・稚内ならではの味覚を、心もお腹も大満足で堪能できる一軒です。

【樺太食堂】

樺太食堂
<所在地>
〒097-0026
北海道稚内市ノシャップ2-2-6

<電話番号>
0162-24-3451

正直、外観を見たときは「ん…大丈夫かな?」と少し不安になったのですが、中に入ってメニューを見てビックリ! そして料理が運ばれてきて、二度ビックリ! そう、ここ『樺太食堂』は、見た目に惑わされてはいけない“実力派”のお店だったのです。表の看板に大きく書かれた 『無敵の生うに丼』 の文字は、伊達じゃなかった! やっぱりここに来たからには、「生うに丼(2,484円)」を食べるのが“お約束”!…だよね? そう その名のとおり、「向かうところ敵なし」と言いたくなるほど圧巻の内容で、濃厚な甘みととろける口どけのウニが、これでもかと盛られています。「まさに これぞ無敵…!」そう思わずつぶやきたくなる、贅沢で感動的な一杯。ウニ好きなら、絶対に一度は味わっておきたい名物メニューです。


さらに驚くべきは、ここからが本番。 なんと「うにだけうに丼(4,536円)」になると、その名の通り、どんぶりの上が“うに一色”! その量は、まさに“数年分のウニを一気食いしてしまうのでは?”と思ってしまうほど。 文字通り「所狭し」とウニが敷き詰められ、黄金の海が眼前に広がります。そして真打は、「二段式生うに丼(5,400円)」! そのインパクトたるや、もう「世界最強」と名乗っても誰も異論はないレベルの凄さ。一段目に盛られたウニの下から、さらにウニが現れる…という、夢のような“ウニの二重奏”。他にも、「イカ」「ホタテ」「イクラ」「カニ」「ウニ」が豪快に乗った海鮮丼もあり、これまた圧巻。 わかりやすく例えるなら、【通勤ラッシュ時の山手線】ばりに、ネタがギュウギュウに詰め込まれている感じかな?
「これが…北海道クオリティ…!」
思わずそう唸ってしまうほどのボリュームと豪華さ。 お腹も心も、しっかり満たされる至福のひとときを約束してくれる名店です。

 

お洒落なホテル? 家庭的なお宿? 今夜夢を見る宿を自由に選ぼう

さてさて 腹も満たされたし、そろそろ今日の宿泊場所も決めておきたい時間だな。 どうせなら、日が沈む前に一息つける場所を確保しておきたいところ。 こういうのは、早めに動いておくに越したことはない。
何というか、旅をしてるって実感が湧いてくる瞬間って、こういう“泊まる場所を探してる時間”だったりするんだよな。 その土地で一晩を過ごす。 それってつまり、その町の「住人」になることでもある……一晩だけだけどね。
というわけで、宗谷岬近辺で探してみた宿泊場所の候補がこちら。

 

【小さなホテル燈】
<住所>
〒097-0026
北海道稚内市ノシャップ2丁目2?8

<電話>

0162-24-8828

 

おっ……これはなかなか雰囲気の良さそうな宿だぞ。 見た目からして、可愛さとオシャレさを両立してる建物で、なんというか……まるで絵本の中に出てきそうなホテルって感じ。

名前は「小さなホテル 燈(あかり)」

稚内ってさ、実は北海道でもトップクラスの海鮮漁場がある地域だから、正直、ここで出てくる料理はどこで食べてもうまい。でもこのホテルの海鮮料理はさらに別格らしいんだよね。季節ごとに違う海の幸が、四季折々にお腹を幸せにしてくれるって……そりゃもう、泊まる前から「今日ここにして正解だな」って思っちゃうわけで。 もちろんお部屋はピカピカで綺麗。和室も洋室も落ち着いた雰囲気で、「旅の疲れが一瞬で吹っ飛ぶ空気」っての? あれ、ここにはある。

特に驚いたのが生体処理を施した建材を使ってるってところ。部屋に入った瞬間からほんのり癒されるって…もはやホテルというより、森林浴つきの寝室だよ、コレ。 さらに、全館バリアフリー対応。老若男女、誰でも安心して泊まれる配慮が詰まってるのも嬉しいポイント。

……というわけで、ちょっと今日はこの「燈」に、
ふらっと泊まってみようかなって気分。

なみえ:「わぁ~っ!すっごく可愛いホテルだねぇ~♡ 中もすごくお洒落で、なみえちゃんワクワクしちゃう!」
浮浪雲「でしょ?ネットで色々探してて、“これはなみえちゃんが喜びそうだな”って思ったんだ。」
なみえ:「うんうん、浮浪雲さんってば……センス抜群だね!探すのも上手だし、ポイント高いですよ~♪」
浮浪雲「いやいや……たまたま見つかったってだけだよ。運が良かっただけさ。」
なみえ:「でもでも……本当に今日は“夜”がすっごく楽しみなのぉ~!早く夜にならないかな~♪」
浮浪雲「ははっ、そういえば、昨日の夜に話してたよね。“ノシャップ岬の夕日”を見に行くって。」
なみえ:「あっ!そうだったっ!忘れてた~!今日は天気が最高だから、きっとすっごく綺麗な夕日が見られると思うよ♪」
浮浪雲「へぇ~、そんなにすごいんだ?じゃあ本当に楽しみだな。」
なみえ:「うんっ!ノシャップ岬の夕日ってね……恋人同士で見ると、時間が止まったみたいに感じるくらいロマンチックなんだよ~♡」
浮浪雲「えっ、恋人同士で……!?(ドキッ)
なみえ:「ふふっ、何赤くなってるの~? さぁさぁ、そんな浮浪雲さんも連れて! レッツゴー☆夕日ハント!」

°˖✧ ノシャップ岬(野寒布岬) ✧˖°
北海道稚内市ノシャップ
夕日の名所として超有名♡

はぁ~いっ♡
なみえちゃんが、今度はと~っても綺麗でロマンチックな場所をご紹介しちゃいますよっ! それがこちらっ!

ノシャップ岬ってどんなところ?
その名の由来は、アイヌ語の「ノッ・シャム」 これはね 「岬が顎のように突き出ている場所」「波が砕ける場所」…っていう意味があるんだって! 確かに、地図で見てもギュイン!って北に突き出た形してるし、波がザッパーン!って勢いよく打ち寄せてくるのが、すっごく印象的だよ〜

夕日の名所って本当?
ほんっとぉ~に! ノシャップ岬から見る夕日は……もう、なみえちゃん感動でうるうるしちゃうくらい! 夕日がゆっくりと利尻島・礼文島の方へ沈んでいく光景は、“日本のロマンチック・トップテン”に入るレベルだと思うのっ♡ 浮浪雲さんに「一緒に夕日、見よう?」ってお願いしたのも、この景色を一緒に感じたかったからなんだよね〜///(照)



岬には何があるの?
ノシャップ岬のまわりにはね
・【ノシャップ寒流水族館】(日本最北の水族館!)
・【青少年科学館】(宇宙も深海も体験できちゃう!)
・【イルカやペンギンの像】(記念写真スポット♡)
・【ノシャップ岬灯台】(赤白のツートンカラーが目印)


…って、昼間でも楽しく過ごせる施設がいっぱいなの!
まだ夕暮れまで時間があるなら、ちょっと水族館でお魚たちとまったりしちゃおっか?


なみえちゃんのひとこと
「旅って、ただ行くだけじゃなくて、『誰と見るか』で、もっと特別になるんだと思うの♡」 この岬の夕日は、あなたの心にそっと残る一枚になるかもしれませんっ もちろん、浮浪雲さんとなみえちゃんの旅のアルバムにも……ね♪

 

「ノシャップ岬」と「ノサップ岬」、どっちがどっち?!

今回なみえちゃんがご紹介してるのは、
北海道の最北端のまち・稚内市にある『ノシャップ岬(野寒布岬)』
でもね、よく似た名前で、『ノサップ岬(納沙布岬)』
…っていう岬もあって、実は間違えちゃう人がけっこう多いんです。


★★ ノシャップ岬(野寒布岬)って?

場所:北海道稚内市ノシャップ
特徴:利尻島・礼文島に沈む夕日が最高っ
水族館や科学館もあるにゃん


なみえちゃんと雲くんが今まさに来ているのが、こっちの岬なんだよ〜♪


★★ ノサップ岬(納沙布岬)って?

場所:北海道根室市(道東のほう)
特徴:北方領土・歯舞群島を間近に望める場所
日本で“本土最東端”の地として有名!


つまり 読み方は似てるけど、場所も意味もまったく違う岬なんだよっ!

なみえちゃんからのお願い♡
「え?ノシャップ?ノサップ?どっちどっち!?」って思った人!…もしかして「わたしだけ…?」なんて不安になっちゃった?(笑) でもだいじょうぶっ♡ なみえちゃんも最初は間違えて、「え、根室の話だったっけ?」って思っちゃったもん!
だから、今こうして読んでくれてるだけで、もう完璧です♡

ということで、今回の岬は、『ノシャップ岬(稚内市)ですからね〜っ』ではでは、引き続きこの美しい岬で、のんびりな旅をご一緒しましょうね♪

稚内灯台


それではっ、次にご紹介するのは、じゃじゃ~ん☆彡
北海道で一番背が高~い灯台っ!【ノシャップ岬灯台(稚内灯台)】です♪
この灯台、高さはなんとっ!43メートルっ!道内No.1の高さを誇っていて、白と赤のストライプ模様がとっても目立ってカッコいい~♪(ちょっとキャンディみたいで可愛いかも…♡)

でもね…可愛いだけじゃないんですよ! この灯台は、国境の灯台として、宗谷海峡を通る船の安全をしっかり見守ってくれてるの。 しかも灯台の西側には、『利尻礼文サロベツ国立公園』が広がってて、風景も絶景♪

実はこの灯台、今のは1966年から働いてる2代目の子なんです。 初代の灯台は丘の上にあって、その高さに合わせて今の場所でも同じくらいに作られたんだって。 雪が多くて視界が悪くなるこの場所でも、しっかり見えるようにストライプ模様になってるのも納得だね~。 それにね『日本の灯台50選』にも選ばれてる名誉ある存在なんだよ!そしてそして「夕日と灯台のコラボ」……これは まさに、インスタ映え最高の一枚♡

イルカのモニュメント

地元の昔話に基づき、イルカが宗谷海峡を通過したという言い伝えから建てられたモニュメント。岬の先端に設置されており、写真スポットにもなっています。

稚内市立ノシャップ還流水族館

<所在地>
〒097-0026
北海道稚内市ノシャップ2-2-17

<開館日>
(夏期間)
04月29日~10月31日
09:00~17:00

(冬期間)
11月01日~11月30日
10:00~16:00
02月01日~03月31日
10:00~16:00


※夏・冬期間共に最終入館は閉館20分前まで。
※冬期間は15:00を過ぎると暗くなります

<入館料>
一般(高校生・大人)500円
小中学生     100円

ノシャップ岬の夕日

これがね~『ノシャップ岬の夕日』だよ~。もうね、本当にすっごく綺麗で、思わず「わぁ…」って声が出ちゃうくらい感動しちゃうの! 恋人同士で来た人たちに特に人気のスポットで、きっと特別な思い出になると思うなぁ。 ちなみに今の時期(5月前半)だと、夕日が沈むのはだいたい【18時45分ごろ】だよ! 季節によってちょっとずつ時間が違うから、こんな感じでチェックしておくといいかも:

・春(3月の半ばくらい)→ 17:50ごろ
・夏(6月の終わりくらい)→ 19:30ごろ
・秋(9月の半ばくらい)→ 17:30ごろ
・冬(12月の前半くらい)→ 15:50ごろ

ノシャップ岬に来たら、ぜひぜひこの夕日は見てほしいなぁ~。 うんっ、ぜったい見るべき絶景スポットだよ! 超おすすめです!

雲くんとの夕日…なみえちゃんも、ちょっとだけ憧れちゃうかも…(なんてねっ///)


なみえ:「はいっ、浮浪雲さん!ノシャップ岬って、こんな感じの場所なんだよ~!」
浮浪雲「うわぁ…すごく綺麗な場所だね。特に、今目の前に広がるこの夕陽…なんか、胸に沁みるなぁ」
なみえ:「うん…(ホロリ…)」
浮浪雲「あれっ?なみえちゃん…泣いてるの? 俺、何かまずいこと言っちゃった…?」
なみえ:「ううん、違うの。夕陽を見てたら…なんか勝手に涙が出てきちゃって…」
浮浪雲「そっか…。なみえちゃんって、感受性が高いんだね。……うん、すごく可愛いよ」
なみえ:「えっ……(ドキドキ…) ……ありがと」
浮浪雲「なんかさ、この雰囲気にぴったりな昔の歌を思い出したんだよ。ちょっと…口ずさんでみようかな?」

曲名:Cotton Time
歌手:REBECCA
作詞:NOKKO
作曲:土橋安騎夫


背中の汗が乾くと 黄昏は風のパウダー
暑さを逃れ2人は
木綿の様 夕日に溶けるよ
One step cotton time
小高い丘の上で優しく肩を抱き寄せて
Two step cotton time
誰かに見られてもキスはお互いを隠すよ

街並みはすっかりシルエット灯のともるビルには
疲れた今日が滲んで微睡む間もないと嘆いてる
Three step cotton time
明日になれば また辛い事の繰り返し
Four step cotton time
優しいこのひと時を 夜よどうぞ奪わないで

2人で寄り添う時は
木綿の風が吹く夕陽が似合うね
One step cotton time
小高い丘の上で優しく肩を抱き寄せて
Two step cotton time
誰かに見られてもキスはお互いを隠すよ

浮浪雲「これは…なんとなく好きな歌なんだよね。ちょっと古いけど、雰囲気に合ってる気がしてさ」
なみえ:「……“キスは お互いを隠すよ”…って(ボソッ)」
浮浪雲「ん?なみえちゃん、今なんて言った? 急に黙っちゃって…どうしたの?」
なみえ:「えっ…!な、なんでもないよっ……そ、そうだね! そろそろホテルに戻ろっか!」
浮浪雲「え?でも……この夕日、なみえちゃんが好きなんじゃないの? もうちょっと見ていたいんじゃない?」
なみえ:「…………(視線をそらしながら)……見てると…また泣いちゃいそうだから……」
浮浪雲「……そっか」

・・・ 小さな沈黙がふたりの間をすり抜けて、風の音だけが聞こえてくる ・・・

なみえ:「…」
(なみえちゃん、どうしちゃったんだろう? 怒ってるわけじゃなさそうだけど…)
浮浪雲「顔、赤いけど…熱でもあるの?」
なみえ:「い、いえっ!だ、大丈夫ですっ!」
(びっくりしたように少し大きな声を出して、ぷいっと視線を逸らす)
浮浪雲「そっか。じゃあ、ホテルに帰ろうね」
なみえ:「……う、うんっ」
(ふたりは並んで歩き出す。だけど、なみえちゃんの足取りが少しだけ遅い)
(……やっぱり何かある?いや、でも無理に聞かない方がいいか…)
(ふと見上げると、夕焼けが雲の端を黄金色に染めていて、どこか切ない)


何となく微妙な空気のまま「小さなホテル 燈(あかり)」に到着した。

浮浪雲:「なみえちゃん もう大丈夫? さっき変だったけど?」
なみえ:「もう大丈夫です。ちょっと…ドキドキしただけだよ」
浮浪雲:「もし調子悪かったら遠慮しないで、ちゃんと教えてね!」
なみえ:「うん…ありがとう…」
(はぁ…浮浪雲さん、やっぱり何も分かってない……もしかして天然? それとも…わざと気づかないフリしてるのかな?)

浮浪雲:「それじゃ明日から礼文島利尻島を巡ろうか? どちらから巡ったら良いかな?」
なみえ:「えっと…時間を掛けてじっくりと巡るならば、どっちからでも良いと思いますよ! でも…なみえちゃんとしては礼文島から行きたい、かな?」
「礼文島から?別にいいけど、どうして?」
なみえ:「えへへ…利尻島にはね、なみえちゃんの“とっておき”があるんです♪」
なみえ:「だから、その前に礼文島から見る“利尻富士”で、心をポッて高ぶらせてから行きたいなって思って…」
なみえ:「それに…なみえちゃんは、美味しいものは最後にとっておくタイプなんですよ♡」
浮浪雲:「なみえちゃん 了解だよ! それじゃ明日は礼文島にGo! 決定~!」
なみえ:「やったぁ♪」
浮浪雲:「それじゃ、おやすみ」
なみえ:「おやすみなさい、浮浪雲さん…明日も一緒に、いっぱい思い出つくろうね♡」